訪問看護の適応症と看護サービスの看護内容

訪問看護の適応症と看護サービスの看護内容

訪問看護ステーションはなももの看護サービスについてのご案内です

看護サービスの実績

平成30年度は、16名の方の最後まで在宅で看取りを支援できました。夜間に看取りを行った方は6名、日中の看取りの方は6名でした。皆さん、エンゼルケアを行わさせていただきました。

平成28年4月に開設して以下の方々への訪問看護を提供いたしました。

身体障害や難病をお持ちの方
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • パーキンソン病
  • 黄色靭帯骨化症
  • 脊髄小脳変性症
  • 多系統萎縮症
  • 心サルコイドーシス
  • 特発性血小板減少性紫斑病など
がんの方
  • 脳腫瘍
  • 肺がん
  • 肺小細胞がん
  • 右上葉肺がん
  • 肺腺癌
  • 乳がん
  • 胃がん
  • 肝細胞がん
  • S状結腸癌
  • 大腸がん
  • 直腸がん
  • 腎盂がん
  • 膀胱がん
  • 子宮頸がん
  • 前立腺がん
  • 有棘細胞がん
認知症の方
  • 脳血管性認知症
  • アルツハイマー型認知症
精神疾患をお持ちの方
  • 統合失調症
  • 不安神経症
  • 双極性障害
  • 抑うつ状態
  • 更年期うつ病
  • 老人性うつ病
  • てんかん

看護内容一覧

*医師の指示のもと行います。

治療継続のための看護 気管カニューレ、膀胱留置バルーンカテーテル
経鼻チューブ、胃ろう、中心静脈栄養の管理
点滴、内服管理、在宅酸素、インシュリン
病状・健康状態の観察 血圧、体温、脈拍などの健康状態の観察
日常生活の看護 入浴、食事、排泄、歩行など看護師による介助
(病状が安定している場合は、訪問介護をご利用した方が費用を抑えられます。)
認知症の看護 物忘れ・認知症症状の維持等
緩和ケア 痛みなどの症状の緩和
精神面のケア 療養生活の不安や介護ストレスに対してのケア

 訪問看護ではできないこと

○医師の指示がないこと

○介護保険、医療保険等では認められていないこと(ただし、自費でお受けできる場合があります)

 

精神疾患の方への訪問看護 

目に見える病気ではないので、周囲の方の理解が難しいことがあります。

そのため、家族や支援者などが病気について理解できるようにしていきます。

病気のことを理解しておかないと、周りも助けているつもりがうまく行かずに「これだけしてあげているのに。」と疲れてしまうので、周りの方が理解できる環境を整えていけるように支援していきます。

病気を正しく理解することで、その方の気持ちも理解でき、共有できる事も出てきます。

一緒にいて楽しいと思えるようになれば、一緒にいられるので、そうした支援を心掛けています。

ALSの方への訪問看護 

病状が進行していくことで、できることが少なくなってきてしまいますが、それでも心はいつまでも変わらないと思います。

病気が進んでいっても、環境を整えていけば手段はありますので、生活を楽しむことはできます。

その時の症状に合わせて、どうしていけば良いかご提案していきます。

定期的に訪問しご本人やご家族の方達の思いを受け止めながら、その時の1番良い状態を見つけ出し、皆が良かったと思える方法を選んでいきます。

ご自宅で療養されていたけど、途中より環境的に自宅療養を継続していくのが、困難になった方もおり、一時病院に入院されるケースもあります。

「何が何でもご自宅で」ではなく、途中でも方向転換はいくらでもできます。また、環境が整えば、ご自宅で過ごされることも可能です。


こういうことを話し合えることで、「頑張りすぎなくてもいいから」ということを知って、前向きになることが多いようです。

ご自宅療養を選択された方は、ご家族や知人に囲まれながら過ごせます。

周囲の方達の理解もあり必要なサービス(看護師による入浴手伝いや自宅での点滴治療、また理学療法士や作業療法士によるリハビリなど)を受けながら、笑顔のある生活を送っています。


看護師が定期的に訪問しますので、その時の状態にあったケアや療養方法などアドバイスさせて頂いています。

例えば外出なども人目を気にするのであれば、人の少ない所や夜に外出しても良いと思います。

また、人様に迷惑をかけてしまってという思いを抱く方もいますが、好んで病気になった訳ではなく、逆に誰でも体が不自由になることはあります。

生きているのは、あなたの存在を誰かが必要としているからであり、「存在することに意義があること。」を感じてほしいと思います。