訪問看護を続ける理由をご紹介します

 

訪問看護を未経験から始めて2年半。訪問看護ステーションはなももの管理者より、2年半の経験の中で、訪問看護で働き続ける理由を紹介いたします。

看護師を待っていてくれる利用者さん

元々は、病院で勤務していましたが、バイトで在宅の世界を知り、興味を持つようになりました。その後、縁があって、訪問看護が未経験のままで、訪問看護ステーションを立ち上げました

わからないことだらけでしたが、訪問看護のやりがいも感じながら、おかげさまで3年目を迎えることができました。

色々と困惑することもありましたが、それでも、やっぱり、訪問看護を行い続けられるのは、私達を待っていてくれる利用者さんがいるからです。

訪問看護の時間の中で、何が行えるか

訪問看護は一応決められたルーチンワークがあります。

例えば、バイタルの確認、お薬のセット、摘便や清拭、入浴介助等があります。

介護保険では30分とか60分、医療保険では60分というおおまかな訪問時間があります。

訪問看護としての時間、その利用者さんのために与えられた時間で、ルーチンワークの他に何ができるのだろうかと考えます。

 

訪問看護カバンの中身には色々入っているか

基本的に私はその場で完結したいと思うので、こういう物があったらすぐ対応できるという物品を持ち歩いています。

なので、必然的に旅行カバンのような大きさになってしまいます。

利用者さんやご家族にもよく「どこ旅行に行くの?」なんて聞かれます。

ドラえもんのポケットの如く、色々と出てきますよ。

 

訪問看護カバンに何でも入っている理由

今までだと洗髪するのに、ペットボトルやオムツがなく、ケアできなかったことがありました。

そのため訪問看護のカバンには、オムツやペットボトルが入っていたり、髪の毛の裾をカットするカット用のくしであったり、アロマオイル、足浴バケツ、ネット包帯、ワセリン等、色々なものが入っています。

ご家族やご本人が「気になっていたのよ。」を先回りしてケアできると「ヨシッ!!」と思っちゃいます。

時には「こんなものがあると便利」と100円ショップで見つけた物を持ち歩き、ご家族に案内することもあります。

(*注意:こんなに多く持ち歩く訪問看護のスタッフはおりません。)

 

訪問看護の利用を続けてもらうために

私たち訪問看護が行う処置やケアには、時には痛いこともあります。

痛いことだけを行って帰ってしまうと利用者さんは私たち訪問看護に対し嫌な感情が残ってしまいます。

私はなるべく痛いことをした後は、心地よさを提供することを心掛けています。

人それぞれ心地よいことは違います。

 

訪問看護のケアのストライク

私は訪問看護で、その心地よいケアができた時、ケアのストライクにはまったと考えます。

表情が緩んだり、緊張感が解けたり、呼吸が穏やかになったりするので、ストライクに入ったと感じることができます。

でも、同じストライクを投げ続けていては打たれてしまいます。

自己満足にならないように時には違う訪問看護としてのケアを試しながらストライクゾーンを広げていきます。

時に私にストライクを投げることができなくても、私達、訪問看護ステーションはなももでは、チームを組んでいます。

私以外でストライクを投げることができれば訪問看護のチームとして成り立ちます。

利用者さんやご家族の笑顔のために今できるベストな選択は何か、私たちにできることは何かを考え、形にしていくことがやりがいでもあり、楽しみでもあります。

 

痛みがある日々とは

余談ですが。1か月前に、全身痛におそわれました。日頃からの不摂生がたたってしまったのでしょうか…。

ある日、仕事を終えて、近隣の接骨院に駆け込みました。

今までもマッサージに多額をかけてきましたが、良くなることはなかったので実はあまり期待せず接骨院に行きました。

自己分析では「骨折ではなく筋肉がこりかたまって自分ではそうすることもできない状態」。なので。少しでも良いから楽になりたいという思いが強かったです。

接骨院に行ったら先客がいました。

「はぁ…ダメか…」と思った矢先、先客の方が「このお姉さんすごく辛そうだから先にやってあげて」と先生に言ってくれました。

 

痛みの解放と言葉の力

先生もその場ですぐに診てくれました。

私の身体を触ったとたん「これは辛かったね」「絶対治してあげるから」の言葉でどれだけ救われたでしょう。

「この痛みなんて誰もわかってくれない」と思っていたけど、施しを受ける立場になり、訪問看護の利用者さんやご家族の痛みに対してより敏感になりました。今も定期的に心身ともにケアを受けメンテナンスしています。

 

訪問看護で、もっとできること

訪問看護を利用されている方々の辛い思いを共有し、少しでも苦しみや辛さから解放されたら嬉しく思います。

私自身の痛みと痛みの解放の実体験を通して更に「私にできることは何か」を考える力を養ったような気がします。

痛みは笑顔も奪ってしまいます。

同じ人生なら笑顔のある人生の方が良いと思いませんか?

もし、訪問看護に興味があったら、一緒に訪問看護で、痛みをコントロールし、笑顔ある人生のお手伝いをしていきませんか?

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