訪問看護で必要なスキル

訪問看護で必要なスキル
 

What skill訪問看護の看護師に求められるスキル

信頼を得ること

訪問看護のスキルで求められることは、
まずは、人として信頼を得る事です。

医療職という看護師としての医療知識や技術は求められますが、
利用者さんは、看護師の医療知識や技術の良し悪しを判断することはできません。

利用者さんが、良い看護師かどうかは、信頼が置けるかどうかで判断しています。

それは、挨拶をしっかりとする、話をしっかりと聞いてくれる、訪問時間を守る、次回に行うと言っていた約束を守るなどです。
小さなことですが、そういったことの積み重ねが信頼につながります。
そのため、話を聞かずに、処置などを優先してしまう看護師さんは、訪問看護には向きません。

 

訪問看護のコミュニケーション

信頼を得るためには、コミュニケーションが大切です。
まずは、しっかりと利用者さんや家族の話を聞くことです。
傾聴で大切なのは、ただ話を聞くことではなく、話を聞いて受け止めることです。

例えば、出来ない依頼の話を聞いて、「できないんですよ。」ではなく、「そういったことを希望されているのですね。」とまずは一度受け止めることが必要です。

その上で、何であればできるのかを利用者さんと一緒に考えていくことが必要です。


看護師として、医療的な視点で、あれこれと助言するのは良い場合もありますが、気をつけた方が良いです。
それは、利用者さんの生活状況によっては、医療的に必要であっても行えないこともあるからです。
そんな利用者さんの生活状況を考慮せずに、一方的に助言を続けると、疎まれることもあります。

訪問看護は、利用者さんがどう病気と付き合っていくのか、利用者さんにとって最善の方法を一緒に考えていくことが必要です。

他のスタッフとのコミュニケーション

 
信頼

訪問看護は、訪問する際は、一人ですが、
訪問看護はなももは、1名の利用者さんに対して、3人くらいの看護師が交代で訪問する
ので、他の看護師との情報交換は大切です。

訪問看護記録Ⅱや日報などでも情報共有を行いますが、やはり口頭での情報交換が圧倒的に多いです。
その上で、よく話し合い、次の方針を考えていく感じです。

そのため、人と話をすることだけでなく、人の話を聞くという基本的なことが必要です。
先輩だから、経験があるからと言って、一方的に話をするだけでは、訪問看護はあまり向きません。
色々な意見を聞きながら、最善の方法を一緒に考えていくということができると、訪問看護の仕事は充実してきます。

 

外部の方とのコミュニケーション

訪問看護の外部関係者は、様々です。
医師、看護師、医療相談員
介護支援専門員、訪問介護のサービス提供責任者やデイサービスの相談員
地域包括支援センターの職員や、福祉事務所のワーカーなどです。

医師も同じ医療機関の医師ではなく、足立区内の病院・診療所、大学病院など色々です。
医師も病院の医師、診療所の医師、訪問診療の医師など様々です。
訪問看護はなももでは、令和3年4月現在は、60か所以上の医療機関と連携しています。

介護支援専門員も利用者さんごとに異なり、訪問看護はなももでは、現在50か所以上の居宅介護支援事業所と連携しています。

なので、訪問看護を行っていると、100人を超える外部の方とコミュニケーションを取ることになります。

色々な性格の方がおりますが、様々な方たちとコミュニケーションを取っていくためには、特段難しいことはないのですが、やはり、人の話を聞くということが大切です。

 

訪問看護の医療スキル

医療スキルとして、まず求められることは、観察です。
心境や体調や病状の変化、生活状況の変化などを把握していくことが必要です。

訪問看護で行う処置については主に下記になります。

訪問看護で行う処置一覧

  •  点滴の管理
  •  胃ろう・腸ろうからの栄養・管理
  •  経鼻経管栄養・管理
  •  胃瘻部の処置
  •  腎瘻部処置
  •  中心静脈栄養の管理
  •  点滴静脈注射
  •  点滴皮下注射
  •  インシュリン注射
  •  筋肉注射
  •  ポート管理
  •  人工呼吸器
  •  酸素療法
  •  気管切開の処置
  •  腹膜透析
  •  疼痛の管理(麻薬管理)
  •  持続モニター測定
  •  褥瘡の処置
  •  創傷処置
  •  ストーマの処置
  •  浣腸・摘便
  •  導尿
  •  精神症状の観察
  •  服薬セット
  •  入浴介助
  •  爪切り
  •  常時頻回の喀痰吸引
  •  留置カテーテル交換
  •  膀胱洗浄
  •  タッピング
  •  坐薬挿入
  •  点眼

経験したことがない手技もあると思いますが、訪問看護で身に付けることは可能です。
在宅医療でも、日々、新しい手技が更新されているので、看護師同士で共有し合っています。

 

訪問看護の記録スキル

訪問看護は意外と記録が多いので、簡潔に記録業務を行うことが必要です。
1日5件から6件の訪問となることも珍しくありません。
そうすると、訪問看護記録Ⅱを5件から6件分を、訪問の合間や訪問が終わってから、その日のうちに記録を終える必要があります。
色々と書きたいこともありますが、簡潔に必要なことだけ書いていくことも必要です。

また、訪問看護計画書や訪問看護報告書は、主治医や介護支援専門員にも渡します。訪問看護計画書は、利用者さんと家族に渡します。
長々とあれこれと書いてしまうと、読む方にとっては、何が書いてあるかわかりにくくなります。

慣れも必要ですが、記録は簡潔に書いていくことが大切です。

 

訪問看護の保険知識を得ること

 
訪問看護の仕事・やりがい

訪問看護は、介護保険と医療保険の両方を使えます。
その他にも、精神科訪問看護や自立支援(更正医療)や難病など様々な制度が利用できます。

それら全てを把握する必要はありませんが、
介護保険と医療保険の1回あたりの金額や
比較的算定する特別管理加算、夜間早朝・深夜加算・緊急時訪問看護加算(24時間対応体制加算)などは知っておく必要があります。

介護保険は3年、医療保険は2年置きに制度が変わるので、継続して知識を得る事が必要です。
はなももでは、入職後に研修で勉強する機会を設けてるので、安心してください。

 

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