足立区で訪問看護、訪問リハビリを提供しています

在宅での看取り支援した方の例

訪問看護ステーションはなももで、実際にご担当した方の例を、短い物語にしました。

 

介護や医療が必要になってから、ご自宅でどのように生活していけるか。皆様に知っていただきたく、2ページちょっとの短い物語にしました。

物語は、実際の話を基に作らせていただき、ご家族の了解を得た上で掲載させていただいております。個人情報保護及びプライバシー保護のため、一部内容を変更しておりますので、ご了承ください。

ご夫婦ですごされた日々

90歳の男性。奥様と2人暮らし。

あたたかで、きれいな海に囲まれた島で生まれ育ち、ほがらかな人でした。

大人になって上京し、色々な仕事をしてきました。

職場の上司の紹介で、50代に奥様と出会い、お互いを大切に想いやって日々を送りました。

好きな趣味に浸る時間

癌が見つかり余命宣告される

ある日、食道に癌が見つかり、余命宣告も受けました。

入院後、何かある度に検査・検査で疲れがでました。

ご本人は「検査は嫌だ。もううちに帰りたい。」と言い、ご家族は「つらい思いをするなら、退院させたい。」と決断しました。

 

退院して、自宅の生活を楽しむ

退院してご自宅で看取りを選ぶ

ケアマネジャーに相談して、訪問診療を紹介してもらい、自宅で生活できる環境を整えました。

デイサービスで熱めのお風呂に肩まで浸かり、「やっぱり風呂はいいなあ!」と満面の笑み。

大好きな「助六寿し」を食べたり、奥様とゆったりと過ごせました。

のんびりとした日々を送っていましたが、少しずつ体力が低下してきて、むせたり、痰が出るようになりました。

訪問看護師に来てもらうようになる

点滴を開始することになり、看護師が訪問し、様子を見守りました。

「水分が取れないので、点滴した方が良いのですが、点滴すると痰が多くなってしまいますが、どっちが良いですか?」と、現状とその後に予想されることを看護師が説明して、家族が判断しやすいようにしました。

だんだんと眠っている時間が増え、お別れが近いことを奥様は感じました。看護師など支援者たちは、奥様の不安な思いも受け止めるように努めました。

ご自宅で安心して寝ている

たくさんの感謝

ご本人は、奥様の事を最後まで心配し、「かあちゃんのこと、頼むな。」と言い、支援者には「ありがとな。」「気をつけて帰れよ。」といつも気遣ってくれました。

お亡くなりになった日は、さわやかな青空が広がるの日でした。

若い頃、青い空の下

支援者も代わる代わるお別れの挨拶に伺いました。

奥様と妹様は、「自宅で最後を迎えられてよかった。とても穏やかな顔をしている。

こんな風に自分の好きな時間を過ごせて良かった。」と、悲しみをこらえつつ、話してくれました。

(最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。)

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