Home Care在宅介護・自宅療養
ご本人らしい生活は、家で過ごせる「在宅介護」「自宅療養」が一番です。
家は、自分らしく生活できる場所です。
気兼ねなく自分で思ったことができます。
好きな時間に本を読む、テレビを見る、友人に電話する、お茶やお酒を飲む、大きな声で笑う。
家族がいれば、色々と話ができます、ペットがいればふれあえますしたり、親身になって話を聞いたりしてくれますね。
見慣れた部屋の景色、いつもの布団の匂い、聞きなれた窓のカタカタする音、家族やペットの声や物音が聞こえます。
こうした馴染みのある空間は、安心をもたらします。
病気があっても自宅で過ごせれば、病気は生活の一部になります。
病院で退院と言われたら
病院は、医師や看護師がいるので安心です。
手術等の高度な治療も行えます。
しかし、どうしても気をつかいます。
それは、病院の生活ルールを守ること。
他の患者さんや病院スタッフという他人がいること。
今の医療制度だと病院スタッフも人員が充分ではなく、
ちょっと呼んでも「後でね」と言われて、話をよく聞いてもらえないこともあります。
そして、点滴などしているとベッド上で、
天井や壁を見つめている日々になってしまい、
治療以外のことは、制限されてしまいます。
ご自宅と病院と療養の違い
病院に入院 | ご自宅で生活して、ちょっと療養 | |
利点 | ○医師や看護師が常にいる安心 ○病状の変化に対処しやすい ○家族の負担が少ない |
○気兼ねなく日常生活を続けられる ○家族や知人と過ごせる。 ○社会生活を続けられる。 ○費用は少ない ○医師や看護師と、割とゆっくりと話ができる。 |
欠点 | ◆病院のルールで生活する ◆面会時間以外は家族や知人と会えない ◆社会生活から離れる |
◆医師や看護師は常にはいない。 ◆家族の負担は増える場合がある。 ◆急変の場合に、医療職が到着するまで時間がかかることがある。 |
同じこと | 高度な医療以外の医療はほぼ同じく受けられる。 | |
関係性 | 患者(治療を受ける人が客) | 主人、生活者、利用者(医療職が客) |
環境 | 治療の場 | 生活の場 |
もし、入院先の先生から、「治療は終わったので退院できますよ。」と言われましたら、
心配かもしれません。
でも、病院での治療は卒業できたので、
訪問診療や訪問看護を利用して、ご自宅での普通の生活に戻りましょう。
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