Leaving Hospital退院後の訪問看護
訪問看護はなももでは、退院後の訪問看護の利用を、お勧めしています。
退院が決まり、おめでとうございます。退院が決まって、ほっとしているところだと思います。
しかし、退院してからの数か月間は、退院後のご自宅での生活が左右する大切な時期です。
入院先の医師・看護師・医療相談員、ご担当の介護支援専門員の方から、訪問看護を利用した方が良いとか、リハビリを受けた方が良いというお話がありませんか?
もし、勧められていたら、早めに(明日にでも)、訪問看護にご連絡ください。
入院日数が短くなった分、家でも治療が必要な場合があります
現在の医療体制では、病院だけで治療が終わるのではなく、在宅で治療を続ける時代です。
入院日数が短くなっていることで、病院である程度の治療やリハビリを行って、退院後も治療やリハビリを続けていくことが必要です。
退院後に、一安心して、健康管理やリハビリを疎かにしてしまうことで、病状や障害の状態が改善する機会を失い、場合によっては病状や障害が悪化してしまうことも普通にあります。
退院後も、病状や障害のコントロールが必要です
退院後に、何もしないでいれば、病気や障害が悪化することもあります。
糖尿病、認知症、脳梗塞の後遺症、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、病院で治療しても完治できない病気や障害もあります。
そのため、病気や障害とうまく付き合っていくことが必要です。
薬の使い方、食事・運動・入浴で気を付けること、医療機器の使い方など
不安があれば、ぜひ訪問看護を利用してください。
退院後に訪問看護を利用するメリット
訪問看護では、ご本人の病気や障害とうまく付き合っていけるように、お手伝いしていきます。
練習が必要なことであれば、一緒に練習していきます。
うまく健康管理ができ、病状が悪化することを防げれば、結果的に医療にかかる費用や時間も軽減できます。
また、介護は長期戦になることもあります。介護される家族も無理はしないことが大切です。
そのため、退院後は落ち着くまでは、ぜひ訪問看護をうまくご活用ください。
退院後の訪問看護の利用には、ゴールがある。
訪問看護を利用したら、ずっと訪問看護を利用しないといけないということはありません。
ご本人かご家族で、病気や障害との付き合い方がうまくできれば、訪問看護は卒業できます。
完全に卒業でなくても、退院後は週3回だったのか、週2回、それが週1回というふうに、だんだんと、訪問看護を利用しなくても良い生活を一緒に目指していきたいと思います。
訪問看護のご相談はお気軽に
退院前からでも退院後の在宅の介護や看護についてご相談に乗れます。
医療相談員の方経由か直接ご連絡をください。入院中の方の場合は、私たち訪問看護スタッフが、病院に伺うこともできます。
病院の医師、看護師、リハビリ担当のスタッフから、健康面やリハビリの情報を、引継ぎ、入院中に行っていた治療やリハビリを継続してご自宅でもできるようにしていきます。
もし、すでに退院されている場合、お電話でご相談もできます。
必要がありましたら、訪問してご相談を伺うこともできますし、担当のケアマネジャー(介護支援専門員)経由でもご相談を受け付けております。
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